プロフィール

Author:picot
2013年からシルク、ノルマンディーに入会し、一口馬主となりました。

クラブ所属馬の情報・写真についてはシルクHC、ノルマンディーOCより転載許可をいただいております。

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サンエイサンキューの死から20年

サンエイサンキューは私が競馬を見始めた初期の頃に好きな馬でした。

父がダイナサンキューという渋い血統(一応父は大種牡馬ノーザンテースト)の芦毛の牝馬で、私も当時ガキだったので最初は女性と子供に人気の芦毛馬で可愛く見えたことや、決して優秀な種馬ではない父を持つ血統ながら強かった、ということで好きになったんですが、3歳(当時の4歳)からは一生懸命走っている姿に惹かれて改めて好きになったのを覚えています。

2歳時(当時の表記は3歳)は阪神3歳牝馬S(G1)に2着し、3歳時はクイーンC(G3)で優勝。その後、なぜか弥生賞に進み6着。桜花賞では2番人気になりましたが7着と力を出せず、オークスでは6番人気と人気を落としましたがアドラーブルの2着に入り、力のあることを証明しました。
春のクラシック戦線でこの成績ならこのあとは休養するのが普通でしょうが、サンキューは休みませんでした。7月の札幌記念(G3)で3歳牝馬ながら優勝。当時はG3でハンデ戦と現在の札幌記念とは違いますが、それでも3歳牝馬が古馬と戦って重賞を勝つのは凄いことです。私は札幌競馬場に足を運びその勇姿を見て、益々サンエイサンキューが好きになりました。その後は函館記念(G3)にも出走しましたが8着と敗れました。

秋になってからは秋華賞がない時代だったので、エリザベス女王杯に向けてトライアルを使うわけですが、サファイヤS(G3)を勝ったあと、ローズS(G2)にも使い2着。本番のエリザベス女王杯は5着と負け、G1は結局勝つことができませんでした。

ここまでのローテーションについて、大人となった今なら疑問を持つでしょうが、ガキだった私は『とにかく頑張る馬だな』くらいにしか思いませんでした。むしろ古馬や牡馬とも渡り合ったり、休まず走り続けるそのローテーションのなかで輝いていたサンキューの姿に惹かれていました。でも今考えると、馬のことを考えない心無い所有者に走らされていただけだったんです。
当時の私は知りませんでしたが、そのローテーションについてはサンキューを取り巻く関係者の間で問題となっていたことは、大人になってから知りました。周囲の人間の間ではサンエイサンキュー事件というものまで出てきました。まあ、これは主戦の田原騎手のコメントを新聞社が正しく伝えなかったことで事件にまで発展したものなので、直接馬が関わっているわけではないですが、きっかけはサンキューの調子やローテーションについてのコメントでしたから、この件でもサンキューは注目されることになりました。

エリザベス女王杯の後、有馬記念に出走したんですが、レース中に橈骨を骨折し競争中止。
本来なら予後不良で安楽死となるところを手術して回復を試みましたが、闘病生活の中で骨折の他にも蹄葉炎も発症し、4度手術をしたものの結局心臓麻痺で1994年10月21日に亡くなりました。

有馬記念の出走は、エリザベス女王杯のあとは休養と考えていた厩舎サイドの意見をよそに馬主が押し切ってのものだったんですが、その時は調教でサンキューに騎乗すると橈骨が軋む音が聴こえるほどだったそうです。体調もローズSの前から良くなかったと、主戦の田原騎手は言っていましたし、何という過酷なローテーションの中でサンキューは身を削って走っていたんだと、事実を知った時は悲しくなりました。


サンエイサンキューの死から昨日でちょうど20年…。
無事だったらどんなお母さんになって、どんな子供を産んでいただろう、なんて想像してしまいます。
サンエイサンキューのお墓もあるようなので今度行ってみようかなと思っています。
一口馬主を始めてからより馬が身近に感じられるようになりましたが、今強く思うのは競走馬に関わる人間は馬を第一に考えられる人間でなくてはいけないな、ということです。
自分の出資馬はもちろん、その他の馬においてもこのような悲劇は二度と起きてほしくないな、と願うばかりです。

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8/20   ソルオリーヴァ

札幌・3歳未勝利 芝1200m

8/27   パドルウィール

小倉・小倉日経オープン 芝1800m

9/ 3    キングスヴァリュー

新潟・新馬戦 芝1800m

9/16   ディロス

阪神・野路菊S 芝1800m

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